自衛隊員の意識と現実

もちろん俺の退職願いに関しても様々な制止が入るわけだ(笑)
マジで体力をと精神力使うよ(笑)
ただね、上司達の制止理由は
「あっ、自衛隊らしいな」ってものだった。
「生活は大丈夫か?」「自衛隊のほうが給料ええやん。」「要はリスク管理だな。」
全てが生活のこと。
自衛隊はこんなに崇高で、ここでしか出来ないことがあるんだよ。」とか「国を護る意味」を説いた指揮官は各級一人も居なかった。
一応自衛隊の中では「優秀」と言われる人達だ。
でも、これ、現実なんだよね。
でもね、俺は彼らを責めることは出来ないと思うんだよね。
軍隊ってのはどこでもその国の最低層が来る。
頭も悪い、家庭環境も悪い、身体能力も低い、脛に傷を持つやつとかね(笑)
でもねそれを教育して戦力化する。
命より大切な「誇り」を付与しプライドを与える。
それが自衛隊には無いんだ。
だって国自体にそれが無いんだから。
「矜持」がないんだ。
国を護る「防人」達に…
待遇だって地方公務員に較べたら雲泥の差だよ?
当直就こうが警衛就こうが数百円の手当てとお菓子だけ(笑)
だからさ軍隊はプライドだけで自分を支えるんだ。
それが自衛隊には無い。
忠誠の対象も、名誉も無い。
こんな悪環境で彼らに命をかけろと言うのかい?