本気で何とかなるって思ってる?
自衛隊は人不足で困ってるみたい。
だから萌えキャラのポスターや充実の福利厚生で必死のアピールみたい(笑)
だけどねぇ、同じ公安系と言われる警察、消防はそんなことしてる?
してなくても高倍率だろ?
警察なんて地方や中央の組織をトータルすれば自衛隊と変わらん人員なんだよね。
やっぱり、イメージが悪いのは事実なんだろうし、他公務員と比べて一段下の扱いなんだろう。(実際知的レベルは他公務員に一段も二段も劣るだろう。)
もちろんこういった傾向は日本だけではなく世界的なものでもある。
ただ酷すぎないか?とは思う。
三島先生が自衛隊に入隊し隊員と話した際、「生活の必要性に迫られて入っていることは由々しき問題だ。」と言っていることがあった。
先生は純粋故にあのような最後を迎えた訳だし、平均的な人間が「志」だけでは職業を選択出来ない現実も分かる。
ただ本当は軍隊は国の長い歴史の中で過去・現在・未来の全てを背負っている。即ち国体だよね。
俺はやはり日本の軍隊は皇軍であるしかないと思うんだ。
いいんだよ。
どんな訳ありで構成されてても。
名誉や栄誉は天皇からしか出でることはないんだな。
現実、内実を知っている上でも、それでもそんな理想を信じたい。
旧軍以来このような主張が主流を占めたことは無いがそれを信じたいのが偽らざる本心である。
自衛隊は高練度の世界最優秀軍隊?(笑)
良く自衛隊経験も無い所謂「ネトウヨ」?は嬉々としてこういうことを言う。
米国製より優れた魔改造F15?特殊部隊並みの練度の一般隊員(笑)
妄想も大概にしてほしい。
君達の自衛隊に行った同級生はそんなに優れていたか?
むしろ進学、就職の失敗や家庭の事情でやむを得なくが実情だろ?
防大すらそうだろう。
軍隊はどこの国でもそういう人間の受皿的な機能を持つのは現実なんだよ。
俺はこんな非現実的な賛美の声が出ていることこそがマズイと思う。
実際には隊員のサラリーマン化ってのは昔からのことだし、はっきり言えば内実は男子校の延長みたいはもんよ。
後ね、特に明治の軍隊は「自分達は弱い」自覚があった。だから最大限の研究と訓練を凝らした。
だからこそ最高練度を獲得し得た。
今の自衛隊?大概は「戦争があるかも」って前提すら無いよ。
命令に対する拒否に近いわがままも日常茶飯事。
あのね~、現実見たほうがいいよ。
自衛隊は弱いよ。精神的にも。
災害派遣レベルだから動けるだけで、これが命のかかる有事なら…
俺は信用出来ないな。
もちろん全員じゃない。素晴らしい人も沢山居る。
ただ相対は…特殊部隊の隊員や志の高い隊員こそが早期退職している現実をよく知ってほしい。
自衛隊員の意識と現実
もちろん俺の退職願いに関しても様々な制止が入るわけだ(笑)
マジで体力をと精神力使うよ(笑)
ただね、上司達の制止理由は
「あっ、自衛隊らしいな」ってものだった。
「生活は大丈夫か?」「自衛隊のほうが給料ええやん。」「要はリスク管理だな。」
全てが生活のこと。
「自衛隊はこんなに崇高で、ここでしか出来ないことがあるんだよ。」とか「国を護る意味」を説いた指揮官は各級一人も居なかった。
一応自衛隊の中では「優秀」と言われる人達だ。
でも、これ、現実なんだよね。
でもね、俺は彼らを責めることは出来ないと思うんだよね。
軍隊ってのはどこでもその国の最低層が来る。
頭も悪い、家庭環境も悪い、身体能力も低い、脛に傷を持つやつとかね(笑)
でもねそれを教育して戦力化する。
命より大切な「誇り」を付与しプライドを与える。
それが自衛隊には無いんだ。
だって国自体にそれが無いんだから。
「矜持」がないんだ。
国を護る「防人」達に…
待遇だって地方公務員に較べたら雲泥の差だよ?
当直就こうが警衛就こうが数百円の手当てとお菓子だけ(笑)
だからさ軍隊はプライドだけで自分を支えるんだ。
それが自衛隊には無い。
忠誠の対象も、名誉も無い。
こんな悪環境で彼らに命をかけろと言うのかい?
出来ることからやっていこうよ!
「対米自立」「YP体制打破」政治的スローガンとしては結構。
んじゃどうやる?具体的には?四方を敵に囲まれ、アメリカも日本の真の政治的、軍事的自立を望まないのは明白だろう。当然それが察知されれば暗殺を含むあらゆる手段が行使される。
田中角栄失脚が日本政治の限界を示してるよね。
自衛隊だって正しく「守り」しか出来ない、もっと言えば米軍の補完戦力に過ぎない。
ならさ、100点目指して結局0点よりさ確実な40点目指さない?
やはり人は石垣、状況を変える「可能性の芽」を育てるのが大切なんじゃないか?
これまでの戦後発想に囚われない新世代の創造。
共同生活の中で肉体的辛苦、時間的制約に晒されながら「国のため」という想いを持った新世代のエリートの創造。
松下政経塾みたいなさ、頭でっかち、政治家になるための登竜門機能しか果たさないもんじゃダメなんだよ。
エリートは自己犠牲の精神の持主、文武両道でなくちゃ。
自衛隊の補完のみならず将来のエリート創造の場、それもまた「民間防衛 荒野の桔梗」が目指すところである。
「正規軍のみの国防の危うさ」
「自衛隊が果たして軍隊か?」という議論はさておき「自衛隊(正規軍)のみで国が守れるか?」と言われれば答えはNOである。
戦争=有事=ドンパチだけではない。
合法的なストによる生産力の低下、マスコミを使った世論分断、合法的な日本弱化の手段はごまんとある。
そして何よりも国内に潜伏する工作員や不満分子の所謂「非対称戦」は熾烈を極めるだろう。
しかしこれらは正規軍(自衛隊)が想定する正規戦の想定、シナリオにはなく、日本の国そのものが20世紀に現出した「非対称戦」という新たな形態の戦いに免疫を持たないのが現状である。
ヨーロッパの中小国に目を向ければ軍事は正規軍に併せ、民兵や州兵が併存し、お互いを補完しつつ、多機能、多形態の国防形態を取っていることが分かる。
現実的には「専守防衛」の国防指針を取りながら正規軍のみの不完全な防衛(元より完璧な守りなど有り得ないが)の補完をめざそうとしたもの。
それが「民間防衛 荒野の桔梗」の着想である。
「荒野の桔梗」
何で桔梗かって?
ん~とね、花言葉で「清純」とか「一途」らしいよ。
あとずっと想い人を待ち続けた日本女性を模してるみたいよ。
俺は結構そういうの好きなんだよね。
強くて、美しくて、それでいて儚いもの。
似合わない?余計なお世話だ‼(笑)
相棒はすぐ猛禽類や獰猛な獣をモチーフにしたがる。
センス合わない(笑)
だから俺が制服をデザインして奴には戦闘服をデザインさせる。いい住み分けだろ?
昔、こんな話を伝え聞いたことがある。
婚約者をソ連抑留に取られて、何十年も未婚で通したおばあちゃんが居た。
その人にあるとき婚約者の軍服だけが帰ってきた。
気丈なおばあちゃんだったけど軍服にしがみついて少女みたいに大声で泣いたって。
その人は周りに結婚を勧められようが年老いようが一途に想い人を待ち続けた。
それも強さだよね。
俺が目指す強さと美しさ、儚さの同居ってそういうのなんだよ。
分からない?お前モテないだろ?
イエス‼(笑)